どうも、ブログアフィリエィターのとこぞうです(@tokozo123)。
2018/12/4よりJALが国際線特典航空券の必要マイル数を大きく変わりました。
【JAL国際線特典航空券PLUS】
という制度の導入が始まったのです(公式ページはこちら)。
今までだと各便毎に特典航空券は4席のみなどと決められおり、それ以上は空席待ちでしたが、
空席待ちの制度がなくなり、多くのマイルさえ払えば特典航空券が発券できるという制度です。
外資系では、デルタ航空なんかがこの制度を採用しており、シーズンや混雑状況に応じて、
大きく必要マイルが異なります。
この制度の「どこが改悪」で、「どこが改善なのか」、少し調べてみました。
JAL国際線特典航空券PLUSの導入で、本当に取りやすくなったの?
- 元と同じマイル数で特典航空券が取れる座席数は何席なのか
- 元の席がなくなると何マイル追加で特典航空券が取れるのか
- 他社との混合便なら特典航空券が安く取れるのか
- キャンセル待ちがなくなったことで、一番不利益なのは誰なのか
- 直前になると開放されていた座席は、どういう扱いになるのか
JALマイル数で特典航空券が取れるのは何席?
以前と同じ基本マイル数で特典航空券が取れるのか気になりますよね!
とこぞうが、よく利用する大阪=バンコクのエコノミークラス特典航空券(片道)で検証してみました。
この路線は、本来片道17,500JALマイルが必要ですが、JAL国際線特
典航空券PLUSの導入後は、12,500JALマイルで発券可能になっています。
この路線に関しては往復35,000マイルが25,000マイルに下がっていますので、大変お得な路線になっているのでとこぞう一家は大喜びです。
ですが、重要なのは元と同じマイル数(もしくは元と同じマイル数に近い)で取れる特典航空券の席数が一便に何席分確保されているかですよね。
そこで、2019/06/01で大阪=バンコクを7席予約検索してみました。
たぶん12,500マイルで取れる席は4~5席だと思っていましたが、とりあえずは7席以上は最低マイル
でも席が確保出来るみたいですね!
ちなみに、12,500マイルの席が無くなると13,000マイルになるみたいです。
席の少ないプレミアムエコノミーは必要マイルが多くなる可能性あり
必要マイルの計算方法が謎に包まれているので、不思議な現象も起こります。
特に、プレミアムエコノミーで不思議な現象が発生しやすい傾向にあります。というのも、プレミアムエコノミーは元々の座席数が少ないです。B787-9では、プレミアムエコノミーは21席しかありませんからね。
となると、残席数に応じて必要マイルが変化するJAL国際線特典航空券PLUSでは、プレミアムエコノミーは非常に不利になるのでは??という疑問があったので、調べてみました。
結論は、不利でした。
2019/10/29の成田=ホノルルで4席のプレミアムエコノミーを検索します。
え!!一人、52,500マイル???
この便は、ビジネスクラスが2席は40,000マイル、次の2席も43,000マイルでしたよね。こんな逆転現象が発生しているんです。
ということで、プレミアムエコノミーは要注意な雰囲気を個人的に感じました。元の基本マイルは30,000マイルですが、次は一気に52,500マイルにアップしていたのでかなり注意が必要です。元々の座席が少ないクラスは、こんなことも起こるんですね。
なお、プレミアムエコノミーもホノルル路線は基本マイルの30,000マイルで発券できる特典航空券の枠は2席のようです。上記の例も、先に2席を30,000マイルで取り、その後に追加で2席を52,500マイルで取るのが賢明です。それでも、4席だと165,000マイルなので、実はビジネスクラスと同等のマイルが必要になったりします。
とにかく、新制度のJAL国際線特典航空券PLUSは、複数人まとめて検索などは意味がない&損なようです。一人ずつ発券するのが、マイル数が少なくて済むという制度になっているようです。現状は、これだけでも知っておくと相当お得な感じがします。
提携航空会社への特典航空券の解放枠数はどうなる?
ALの特典航空券を、ワンワールドのブリティッシュエアウェイズやアジアマイルから予約するとどうなるのかも見ておきましょう。
先ほどの、成田=ホノルルの同日程を、ブリティッシュエアウェイズ(BA)で検索してみました。
非常にわかりやすいですね。
- JALで40,000マイルで予約可能な便は、BAでも予約可能
- JALで43,000マイルが予約可能な便は、BAでは予約不可能
となっています。
(注)ちなみに、予約可能な便は、BAから予約する場合は、60,000マイル(Aviso)が必要です。
つまり、上記の例で言うと、JALはワンワールド全体に、基本マイルで発券できる特典航空券を2席用意していることになります。エコノミークラスなら、4席ありそうですね。
それ以上の3席目以降を特典航空券で発券できるのは、JALマイルの保有者のみであるという、自社マイルを貯めている人への優遇とも受け取れます。ワンワールドの別会社のマイルを貯めて、JAL国際線に利用していた人は、要注意です(BA、キャセイ、アラスカなど)。JALマイルなら、43,000マイルで4席取れるようなチャンスを見逃すことになります。
この状況を見ると、JALマイルを貯めるメリットが非常に大きくなったように思えます。
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JAL CLUB-Aカードの特徴
JAL CLUB-A カードは提携カードが8種類あります。
提携カードにはそれぞれ特色があり、保険に強いカードや空港ラウンジが充実したカード、特定の電子マネーに対応したカードなどがあります。
以下の6種類です。
- JCB
- OPクレジット
- Suica
- VISA
- Master
- TOKYU POINT ClubQ
先に結論をお伝えしておくと、JAL CLUB-A カードの中では「TOKYU POINT ClubQ」がもっともJALマイルを貯めるのに適しています。
JAL CLUB-A カードのそれぞれの違いは?
※JAL CLUB-A カードの基本スペック
TOKYU | JCB | OP | Suica | VISA / Master | |
国際ブランド | VISA / Mater | JCB | VISA / Mater | ||
年会費 | 10,800円 | ||||
マイル還元率 | 0.5% | ||||
海外旅行保険 | 最高5,000万円 | ||||
WAON | ○ | ○ | × | × | ○ |
Suica | × | × | × | ○ | × |
PASMO | ○ | × | × | × | × |
CLUB-Aの海外旅行損害保険
年会費は一律で10,800円で、海外旅行損害保険の内容は、カードブランドによる違いはなく全て同じで下記のようになっています。
項目 | 補償金額 |
死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
傷害治療費用 | 150万円 |
疾病治療費用 | 150万円 |
救援者費用 | 100万円 |
賠償費用 | 2,000万円 |
携行品損害(1旅行/年) (自己負担3,000円) | 1旅行50万/年100万円 |
普通カードに比べると大分マシになっていますね。
年会費10,800円(税込)のクレジットカードとしてはケガや病気に対する補償額がちょっと少ない気もしますが、普通カードと同じく自動付帯なので、サブカードとして財布に入れておくだけでも海外旅行損害保険の適用範囲内になるのが嬉しい点ですね。
JAL国際線特典航空券PLUSの4つのメリット
そんなJAL国際線特典航空券PLUSにはデメリットだけではなく、メリットも存在しています。
具体的には、特典航空券の予約に対して、
- 予約が取りやすくなる
- 予約戦略が1つ増える
- エコノミークラス&路線限定で必要マイル数が減少する
- キャンセル待ち廃止で予約変更時に予約を失うリスクが大きく低減する
といった合計4つのメリットを予想しています。
JAL国際線特典航空券PLUSで予約が取りやすくなる
期待できるメリットのうち、最も分かりやすいものは特典航空券の予約が取りやすくなることなのは間違いないと考えています。
なぜなら、JAL国際線特典航空券PLUSの変更内容は
- マイルさえあればキャンセル待ちではなくそのまま特典航空券を予約・発券できる
- 無料での予約変更廃止で実質的に予約変更にはキャンセル手数料が伴うようになり、予約変更利用頻度の減少が予想される
- キャンセル待ちが廃止され、往復のうち片道分の空席だけ確保された状態になってしまうことがなくなる
- JALが「さらに便利に取りやすく」なると断言
割増マイルの負担や予約変更の有料化などのデメリットも生まれ、様々な部分でのお得度の低下は避けられないものの、マイルを活用した特典航空券の予約・発券自体の難易度は大きく改善し、取りやすくなるはずです。
JAL国際線特典航空券PLUSで予約戦略は1つ増える
JAL国際線特典航空券PLUSの導入前後で大きく切り替わるものといえば、特典航空券の予約戦略かもしれません。
これまでのJAL国際線特典航空券の予約では、
- 330日前の予約受付開始日の予約手続き
- 今現在は空席のある旅程での予約手続き
- 今現在は空席がなく、予約できる確約はないキャンセル待ちでの予約手続き
という大きく分けて3つから予約戦略を選ぶしかありませんでした。
しかし、JAL国際線特典航空券PLUS導入後には、この3つに加え、割増マイルを支払ってでもその時点で特典航空券を予約・発券するという戦略も選択できるようになります。
確かに、割増分のマイル負担はデメリットになりますが、それ以上に恩恵を感じるケースも意外に多いかもしれません。
なぜなら、とこぞう一家でも本来はエコノミークラスで予約したい旅行でも、そのエコノミークラスに空席がなく、必要マイル的に割高と感じるプレミアムエコノミーの空席をあえて確保する時もあるからです。
もちろん、そうした利用と比べ、JAL国際線特典航空券PLUSとして予約する時に必要になる割増マイルが、どの程度のマイルで済むのかという事によって、実際に利用できるサービスなのかどうかは左右される
と思いますが、純粋に予約戦略の幅が広がるという意味で、JAL国際線特典航空券PLUS導入のメリットだと感じています。
エコノミークラス&路線限定で必要マイル数の割引実施
JAL国際線特典航空券PLUSの導入のあまり目立たない変化の1つが必要マイル数が路線ごとに設定されるようになったというものです。
これまでは、
- 韓国
- アジア1
- グアム
- アジア2
- オセアニア
- ロシア
- ヨーロッパ
- ハワイ
- 北米
というエリアごとに必要マイル数は決まっていましたが、JAL国際線特典航空券PLUS導入後は、あくまで同じエリア内でも路線ごとに必要マイルが設定されます。
とはいえ、多くの路線では今のところはJAL国際線特典航空券PLUS導入前と同じ必要マイル数が設定されているため、大きな変化として感じにくいかもしれません。
実際、エリアごとから路線ごとに切り替わっても、
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- プレミアムエコノミー
といったエコノミークラス以外の上位クラスでは、すべての路線で必要マイル数に変化はありません。
一方で、エコノミークラスでは、同じ目的地でも、台湾やバンコクのように、
台湾:
- 台北 羽田・成田発着:片道10,000マイル(現在と同じ)
- 台北 名古屋発着:片道9,000マイル(1,000マイルの割引)
- 台北 関西発着:片道7,500マイル(2,500マイルの割引)
- 高雄:片道8,500マイル(1,500マイルの割引)
バンコク:
- JL031/JL034便利用:片道17,500マイル(現在と同じ)
- JL031/JL034便以外利用:片道13,500マイル(4,000マイルの割引)
- 関西発着:片道12,500マイル(5,000マイルの割引)
- 名古屋発着:片道12,500マイル(5,000マイルの割引)
という形で、路線ごとの人気度や利便性に応じて現在の必要マイル数からの割引が行われ、お得度が変化するようになりました。
とこぞう一家は関西発着の片道12,500マイルに変更になりますので、往復嫁ちゃんと2人で20,000マイルもお得になります。
これだけでも、とこぞう的にはJAL国際線特典航空券PLUS導入は最高のメリットですね!
こうしたJAL国際線特典航空券PLUS導入後の必要マイル数で割引が行われ、お得になった目的地の多くは、元々JAL国際線特典航空券PLUS導入前からディスカウントマイルキャンペーンやJALカード割引キャン
ペーンといった割引キャンペーンの対象になり、期間限定&予約変更不可などの制限を設定された状態でお得な利用が可能だった路線です。
JAL国際線特典航空券PLUS導入で、一部の人気度が高くはない路線のエコノミークラスに関して、一年中割引キャンペーンが開催されるような状況になったと言えます。
その一方で、デメリットとして後述するようにエコノミークラスと同様にディスカウントマイルキャンペーンやJALカード割引キャンペーンと割引キャンペーンの対象だったプレミアムエコノミー、あるいは利用する曜日
によって必要マイル数の割引が行われる曜日限定特典の対象だったファーストクラスやビジネスクラスでは、JAL国際線特典航空券PLUS導入後に割引を含めた必要マイル数の変更が行われなかったわけですから、お得に
利用できる機会が減少したと言えそうですね
キャンセル待ち廃止で予約変更時に予約を失うリスクが低減する
予約変更と同時に、キャンセル待ちも廃止されることは、少し特殊な予約変更を多用する利用者限定で実感できる珍しいタイプのJAL国際線特典航空券PLUS導入でのメリットかもしれません。
具体的には、
- 往復予約での片道分のみの経路変更を含めた予約変更
- 往復予約での片道分のみの下位のキャビンクラスへの予約変更
- 自分以外の他者への搭乗者名の変更を含めた予約変更
- マイルを引き落とし口座の変更を含めた予約変更
これまでも一度キャンセルを行っての再度の予約が必要ですが、その時点ですでに確保している席の他に空席がなく、他にキャンセル待ちを申し込んでいる方がいらっしゃる場合、すでに確保しているは
ずの席はキャンセルを行った瞬間にキャンセル待ちを行っている方に確保されてしまうことになります。
そのため、希望したとおりの予約変更はできないという結果は避けられませんでした。
それが、JAL国際線特典航空券PLUS導入後には、キャンセル待ちというサービス自体が廃止され、システム的に瞬時に確保されてしまうことはなくなりますから、キャンセルと再予約の手続きをスピーディー行う限り、
せっかく確保した空席を失うリスクを大きく低減されることになりました。
さらに、発券手数料としての電話発券手数料の負担は必要ですが、キャンセルと再予約の手続きをほぼ同時に行うことのできるJALの電話予約デスクを利用する場合、偶然キャンセルしたタイミングに空席をチェックした
他の利用者にキャンセル後の空席を確保されてしまうリスクをほぼゼロに近づけることも、特別な配慮のもとに行われるのではない通常のサービスとして提供されます。
これは、万が一にも予約変更手続きでの予約喪失リスクを看過できない方には安心な方法としておすすめできるはずです。
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JAL国際線特典航空券PLUSの3つのデメリット
このように様々なメリットをもたらすJAL国際線特典航空券PLUSですが、同じくらい様々なデメリットも持ち合わせています。
具体的には、メリットでも取り上げたものと表裏一体のものも含め、
- ファーストクラスやビジネスクラスなどの上位クラス用のマイル割引キャンペーン終了
- JAL国際線特典航空券PLUSを利用するタイミングで損得が発生
- 予約済みの特典航空券の上位クラス変更(切替アップグレード)の手数料増加
の3つ。
必要マイル数や手数料負担の増加などのお得度の低下に関係することに加え、上級会員向けに提供されていた優遇にまで切り込み、それを実質的に廃止するなど、一見派手さのない変更に思えるものの、利用
する度にじわりじわりと悪影響を受け続けることになるデメリットという印象を強くしています。
ファーストクラスやビジネスクラスなどの上位クラス用のマイル割引キャンペーン終了
JAL国際線特典航空券PLUS導入後、デメリットとして最もはっきりと実感することになるのは、
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- プレミアムエコノミー
といったエコノミークラス以外の上位クラスを特典航空券として予約する際の必要マイルが実質的に増加してしまうことかもしれません。
というのも、メリットの部分でも簡単に触れたように、人気のない路線のエコノミークラスについては、実質的にこれまで実施されてきたディスカウントマイルキャンペーンやJALカード割引キャンペーンといったマイル
割引キャンペーンを常時行うように、これまでの必要マイル数からの割引が行われる一方、エコノミークラス以外の上位クラスでは、そうした割引キャンペーンはなくなってしまうからです。
特に、あまり思い切った割引率が提供されてはいなかったプレミアムエコノミー対象のディスカウントマイルキャンペーンやJALカード割引キャンペーンに比べ、ファーストクラスやビジネスクラスを対象とした曜日限定
特典は、2015年11月に実施の必要マイル大幅増加改悪の影響を抑えるために開始されたキャンペーンという位置づけでした。
そのため、確かに更新される度に小さな改悪の重ねられた曜日限定特典で割引されるマイル数は減少し、そのお得度も低下していたものの、それが廃止されることの影響はやはり想像以上に大きなものです。
JAL国際線特典航空券PLUSを利用するタイミングで損得が発生
予約する旅程の人気度によって必要マイル数が変動するJAL国際線特典航空券PLUS導入後の特典航空券は予約のタイミングによって、損得に差が生まれるようになります。
もちろん、これまでも決まった必要マイル数での予約の他に、
- ディスカウントマイルキャンペーン
- JALカード割引キャンペーン
- 曜日限定特典キャンペーン
といった期間限定のマイル割引キャンペーンを利用する予約が存在した以上、同じ内容の旅程でも、必要マイル数での損得は存在していました。
しかし、これらのマイル割引キャンペーンは、新年度から開始されるなどの事情で、いずれも330日前の予約受付開始前のタイミングから利用できるとは限らないという制限もありました。
さらに、JAL国際線特典航空券PLUSが導入された後の特典航空券予約では、JALによる人気度の判断が更新される度に、割増マイルの量が増減されることも十分考えられます。
つまり、最もお得な基本マイルで予約できた場合を除き、これまでのように330日前の予約受付開始直後の時期を含めた、できるだけ早い時期に予約を行うことがそのまま最もお得な予約方法というわけではなく、逆に
出発が近づいた時期に予約した方がより少ない割増マイルの追加で済む可能性もあるということに。
結果的に、JAL国際線特典航空券PLUS導入後は、予約時の必要マイル数と予約を行うタイミングというこれまで考える必要のなかった、新たな2つの事柄に悩まされる機会が増えるかもしれません。
予約済みの特典航空券の上位クラス変更(切替アップグレード)の手数料増加
実際に影響を受ける対象者はかなり少ないと感じるものの、JAL国際線特典航空券PLUS導入後のデメリットを強く感じることになるのが、切替アップグレードと呼ばれる予約済み特典航空券での上位クラスへの変更です。
これまでは、例えば元々エコノミークラスで予約・発券を完了していて、その後、ビジネスクラスに特典航空券用の空席が生じた時、
- 元々の予約のクラスと切替後のクラスの差額マイル数
- 電話発券手数料(航空券取扱手数料)2,160円
の両方を支払うことで、上位クラスへの切替変更が可能でした。
ちなみに、この切替アップグレードは、通常330日前の予約受付開始日に2名分しか特典航空券用の空席として開放されないファーストクラスを3人以上の複数人で予約する時に、とても便利なサービスでした。
具体的に、仮に大人3人でのファーストクラス予約を目指す場合、
- 330日前の予約受付開始日にファーストクラスの特典航空券への開放分2名分を確保
- 残りの1人はファーストクラス以外の下位クラスを特典航空券で確保。
- 出発が近づき、ファーストクラスが特典航空券として追加開放
- 切替アップグレードを利用して3人めの特典航空券もファーストクラスに変更
といった流れになります。
そんな切替アップグレードにも、JAL国際線特典航空券PLUSでは手数料負担の増加という形での手が加えられ、
12月3日19時まで(PLUS導入前の現在のルール):合計2,160円
- 発券手数料:2,160円
- キャンセル手数料:(3,100円) → 0円
12月4日8時~18日(PLUS導入後~発券手数料値上げ前):合計5,260円
- 発券手数料:2,160円
- キャンセル手数料:3,100円
2018年12月19日(発券手数料値上げ後):合計8,500円
- 発券手数料:5,400円
- キャンセル手数料:3,100円
という形で、着実に必要なコストは上昇します。
ちなみに、JAL国際線特典航空券PLUS導入後は、予約変更が廃止され、予約を変更したい時にはすべて「キャンセル→新規での再予約」という流れになりますから、支払いの一部にでも含めることで、発券手数料を免除
してもらえるJAL旅行券の活用が可能になるかもしれません。
それが実現した場合、
JAL旅行券利用:合計3,100円
- 発券手数料:(5,400円) → 0円
- キャンセル手数料:3,100円
という形になりますが、それでも、現在のJAL国際線特典航空券PLUS導入前の2,160円からは1.5倍近くの値上げになってしまうことに変わりはありません。
まとめ
如何でしたでしょうか?
人によって今回のルール変更での改善、改悪というのは変わってきます。
とこぞう的には今回の変更は、最も利用するアジア2の路線がかなりのマイルの割引が適用されているので改善ととらえていますが、ハワイ路線や上位クラスをよく利用されている方は改悪になるんでしょうかね!
必要マイル数の変動があるJAL国際線特典航空券PLUSがどのぐらいの上昇率になるのかというのが気になります(笑)
正直最大値まで上昇した場合、陸マイラーとしてガンガンマイルを貯められたとしてもとこぞう一家の場合だとかなり厳しいですね。
今回のルール変更は一長一短ですが、世の中のルールは日々変わりますので臨機応変に対応していけばいいというのがとこぞうのスタンスなので、これからも変わらずにJALマイルも貯めていこうと思います!
とこぞうでした。
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