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「恵方巻き」のルーツは関西にあるといわれています。節分の日に食べるようになった由来には諸説あり。有力な説としては、江戸時代から明治時代にかけて、大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったのがはじまりなのではとも言われています。
また、もともとは「恵方巻き」という名前ではなかったのだとか。「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」などと呼ばれていたそうです。
目次
恵方巻きの正しい食べ方!
「恵方巻き」の具材は、七福神にちなんで7種類入れるのが基本です。七福神とは、大黒天や毘沙門天、弁財天などの7つの神さまの総称。参拝すると「7つの災難が取り除かれて、7つの幸福を授かる」といわれている神さまたちです。
代表的な具材は、かんぴょう、しいたけ、きゅうり、エビ、うなぎ、桜でんぶ、玉子焼きなど。最近ではサーモンやマグロなど、魚介などを入れた恵方巻きも増えています。具の種類はどうあれ、7つの具材を使うことで縁起を担いでいるのです。
いつ食べる?食べる日や時間
「恵方巻き」を食べるのは節分の日、つまり2月3日です。食べる時間帯については、これといった決まりはありませんが、基本的には夜だといわれています。豆まきで家のなかを清めたあとに、福を呼び込むために「恵方巻き」を食べるのがおすすめ!
2019年の方角や願い事は?食べ方のルール
「恵方巻き」の食べ方にはルールがあります。まずは太巻きをひとり1本ずつ用意しましょう。次に、「恵方」と呼ばれている、その年の福徳を司る神様がいる方角を向きます。そして、願い事しながら恵方巻きを食べるのです。
このとき、食べきるまで口をきいてはいけません。しゃべってしまうと運が逃げてしまうといわれています。「恵方巻き」を切らずにかぶりつく理由は、「縁を切らない」という意味があるのだとか。
2019年の恵方は「東北東」です。食べている途中によそ見をするとご利益に預かれないと言われているので、恵方を向いている間は黙々と食べましょう!
平成最後の恵方は東北東
恵方とは、その年の歳徳神が在する方位
歳徳神(としとくじん)は、陰陽道でその年の福徳を司る歳神(としがみ)様のこと。つまり今年の歳神様は東北東にいらっしゃるということですね。歳神様のいらっしゃる方向に向かって事を行えば、万事に吉だそうです。
ちなみに陰陽道(おんみょうどう)は、中国古代の宇宙観や世界観を起源とし、日本独自に発展した占いの体系のひとつ。また日本の占いでは立春(2月4日)から、その年の運勢の始まりとしている場合が多いようです。
スマホや方位磁針(磁石)で調べる
- スマホや方位磁針(コンパス)は水平に持ちましょう。
- 方位磁針は周囲の磁力の影響がない場所で測りましょう。
(モーターを使う家電製品、スピーカーなどの近くは誤差が出ることがあります。) - 最初に北(方位角0°)の位置を確認します。
- 北に向いた状態で東北東を確認する。(間違える人も多いかも)
- スマホでは方位角を表示する機能もありますね。75°が今年の恵方です。
節分の豆まきについて
節分の日(2月3日)は、昔から大豆を撒く「豆まき」の風習もありますね。豆まきには季節の変わり目に生じる邪気を追い払い、一年の無病息災の願いが込められています。
そして翌日の「立春」は新しい暦の始まりです。
豆まきは、豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べると良いそうです。
また自分の年齢より1つ多く食べると体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがある地域もあります。
外に豆をまいた後は、鬼が家の中に入らないようにドアを早く閉めると良いそうです。
数え年とは・・
生まれた年を1才とし正月を迎えるたびに、年齢をひとつ重ねる数え方です。
生まれた年が1才で元旦を迎えると2才になります。
例えば2月3日の時点で満年齢が20歳であり、誕生日を迎えていない場合(4月が誕生日など)人は数え年で22歳になります。
簡単な数え方は、
- その年の誕生日を迎えていない人:満年齢+2歳
- すでにその年の誕生日を迎えた人:満年齢+1歳
ピーナッツや節分の豆は3才までは、食べさせてはいけません!
子どもが豆やナッツ類を誤えんする事故の情報が寄せられています。
「豆を食べながら椅子から下りようとした拍子にむせ込み、その後ゼイゼイしていた。全身麻酔をかけ気管支から除去した。」(1歳)子どもは、口の中に食べものを入れたまま動いたり泣いたりし、ふとした拍子に口の中の食べものを吸い込んでしまうことがあります。
豆やナッツ類は、臼歯が生え揃う前の子どもには噛み砕くことが難しく、少し噛むとかえって吸い込みやすい大きさの破片になってしまいます。それが気道や気管支に入ると、窒息時のような苦しさはないものの、軽い咳が続くなどして、放置すると気管支炎や肺炎を起こし呼吸ができなくなることもあります。
取り除くには全身麻酔が必要です。特にピーナッツは除去が困難な上、油脂成分により炎症を起こしやすく完治しないこともあります。
歯が生え揃う3歳頃まで豆やナッツ類は食べさせないようにしましょう
消費者庁のホームページから転載
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